「疲れたときに甘いもの」の習慣が招く数々の不調 糖質依存は身体を老化させる元凶のひとつ

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甘いものを食べると一瞬元気になったように感じるが……(写真:ソライロ/PIXTA)
ダイエットのために、砂糖は控えて人工甘味料を使った飲料や食品に変えている、という人も多いかもしれません。ただ、自身も27キロのダイエットに成功した習慣化コンサルタントの立花岳志さんは、人工甘味料には痩せる効果はないと説きます。立花さんの著書『やってみたらわかった! 40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣』より一部抜粋・編集のうえ、健康を維持するための「甘いもの」との付き合い方について解説します。

無意識に陥ってしまう糖質中毒

日々の食事・栄養の改善の最初のステップとして取り組んでほしいのが、「糖質中毒」からの脱却です。それに加えて、カフェインの過剰摂取を改善することです。

砂糖が入った甘いコーヒー、紅茶類、コーラやエナジードリンクを飲むことを毎日の習慣としている人は、これらをやめることから始めましょう。カフェインも糖質も依存性があり、毎日たくさん飲んでいると、もっと飲みたくなる性質があります。

そして依存性がある飲み物を売れば定期的に買ってもらえるため、飲料メーカーはカフェインや砂糖が入った飲み物を積極的に作ることをやめません。買う側からすると、「飲むと美味しくて気分が良くなるから」と思っているわけですが、実は砂糖とカフェインに依存していて、「飲まずにはいられない」身体になっているのです。

アルコールにも同じことが言えるのですが、アルコールは朝や仕事中に飲む人はいないので、まずはカフェインと砂糖を減らすことにフォーカスします。

カフェインが入っていなくても要注意なのが甘い飲み物です。身体に良さそうな野菜ジュースにもたっぷり砂糖が入っています。しかも野菜に含まれているビタミンやミネラルは加工の段階で失われてしまっており、結局は普通のジュースを飲んでいるのと変わりません。同様に、身体に良さそうなスポーツドリンクにも、大量の砂糖が含まれています。

人工甘味料を使った「シュガーレス」「シュガーフリー」の飲み物も要注意です。人工甘味料を使った飲み物を飲むと、脳は甘味を感知して「糖質が入ってくる」と誤った認識をします。しかし実際には糖質は身体に入ってこないため、身体が糖質を求めて欲求不満状態に陥り、さらに甘いものを求めるようになってしまうのです。

いずれにしても、毎日甘いものを飲まずにはいられないのは、あなたの体質や思考ではなく、糖質中毒が招いている依存症状だと捉えてください。

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