つらい腰痛を悪化させる人の「いけない対処法」 腰痛の専門家が教える意外なヒント
まず、足、肩幅より少し広めに開きます。立って行うと効率良くできますが、立てない場合は座ったままでもかまいません。
親指の先を、腰の緊張している筋肉に軽く押しあてます。筋肉が緊張していると、横から親指で軽く押すだけで痛い場所があります。わき腹の方向から真横に指を入れるなどして探してみてください。
おさえた指を視点に、左側に上半身をスムーズに傾けます。このとき、図の②の傾き以上に傾けないでください。
1秒程度でスムーズに①の姿勢に戻ります。そのまま動作を止めずに、今度は右側に傾けます。そして①の姿勢に戻ります。
この左右に上半身を傾ける動きを、途中で止めずに1秒感覚でスムーズに行ってください。緊張している筋肉が柔らかくなるまでこれを繰り返します。
筋肉を柔らかくし、痛みを根本から取り除く
以上2つのステップを行うことで、横方向から指をあてることのできる緊張した筋肉を柔らかくすることができます。腰まわりの筋肉が柔らかくなるだけで、つらい腰痛も少しはラクになるはずです。
以上、この記事では、腰痛を悪化させる危険性のある対処法と、痛みを根本から取り除くための「腰痛緩消法」について紹介しました。
もんだりたたいたりするのは一時的には効果があるかもしれませんが、筋肉が柔らかくならない限り、腰痛を治すことはできません。なにかと忙しく、実は腰にも負担がかかり続けるこの時期、今回紹介した「腰痛緩消法」をぜひ実践してみてください!
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