プロをしのぐことも!個人に学びたい投資術 日経平均2万円時代に株でどう儲ける?

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週刊東洋経済2015年4月25日号(4月20日発売)には、「天野っち流株式投資のススメ」を掲載(撮影:尾形 文繁)

マネー芸人とも呼ばれる、キャイ~ンの天野ひろゆきさんは株式投資歴7年というキャリアを持つ。今、保有しているのは「自分が使っていたり、好きな製品を扱っている企業の株です。思い入れのある銘柄は、株価が下がったとしてもそれほど気にしないでいられるから」と話す。

週刊東洋経済2015年4月25日号(4月20日発売)の特集は『買っていい株 ダメな株』です。人気投資漫画『インベスターZ』とコラボし、プロの投資術を伝授します。上の画像をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

具体的には、どのように投資先を決めているのか。天野さんは、ニュース番組や経済番組を見るようにしているという。「テレビの画面を通じて企業のトップにカリスマ性があるかどうかが伝わってくる。銘柄を選ぶ際の指針にしている」。身近なところで投資アイデアをつかみ、その企業が成長するかどうかの命運を握るリーダーの人物像もチェックしているようだ。

なぜ株式投資を行っているのか。その理由について天野さんは「企業に投資するのは前向きに頑張っている人を応援するということ。こっちも楽しい気分になれる」と、その醍醐味を語る。株式投資を長く続けるためには、日々の値動きに一喜一憂するだけでなく、こうした"楽しさ"を感じることも必要なのだろう。

「株式投資は知的なゲーム」

テレビドラマ化もされたヒット漫画『ドラゴン桜』の作者で、投資漫画『インベスターZ』を描いている漫画家の三田紀房さんも「株式投資は知的なゲームだと思う。だからこそ面白い」と語る。「儲かりたいという思いは投資を始める動機でも、続けられるのは面白いから。株式投資に明るく楽しいイメージがつくといい」と、中高生など若い世代にも自作を読んでもらいたいそうだ。

株式投資は先読みが求められる。景気は良くなるのか、自分が目を付けた企業はまだ成長するのか、この銘柄の株価は安すぎるのではないか…。正確に予測するのはプロでも難しい。逆に言えば、身近なところにある「気づき」を元に、個人投資家も十分、プロと張り合うことができる世界。自分の推理力を試してみるのも、投資の醍醐味のひとつだろう。 

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山本 直樹 東洋経済 記者

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やまもと なおき / Naoki Yamamoto

『オール投資』、『会社四季報』などを経て、現在は『週刊東洋経済』編集部。

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