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「認知症予備軍」が一発でわかる6つの重要サイン 「味つけ変わった」「小銭を出すの面倒」は注意

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  • 浦上 克哉 日本認知症予防学会理事長・鳥取大学医学部 認知症予防学講座教授
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② 服装の流行や季節感を考えるのが億劫になった

外出をする機会が多ければ、自然と人目を気にすることになりますが、外出しなくなると、「どうせ自宅にいるだけだから」「誰とも会わないから」などと服装に気を使わなくなります。おしゃれにとても気を使っていた女性が、服装や化粧に気を使わなくなったとしたら要注意です。いろいろなことへの興味関心が薄れてくると意欲も低下してきますので、いっそう、「服装などどうでもいい」と考えるようになります。

季節の移り変わりに関しても興味関心がなくなると、着るものや食べるものも年中同じになります。暑くなってきたのに長袖を着ている。逆に、朝晩寒くなってきたのに半袖姿で外を歩いている。こうしたことも、認知機能が低下し始めている兆候です。

同じ話を何度もしてしまう

③ 話し始めてから、何を話そうとしたのか忘れてしまう

ちょっとした雑談であっても、話している途中で自分が何を話したかったのか忘れてしまう。あるいは、話し終わったとたんに、自分が何を話したのかを忘れてしまう。こうしたことがあったら、認知機能の低下が疑われます。

同じ話を何度もするのも、認知機能の低下によるものと考えられますが、自分では同じ話をしているつもりはないので、自分で気づくのは難しいかもしれません。相手が同じ話を何度もしたり、質問されて答えたのに、また同じ質問をしてくるといったことがあったら、話し相手の認知機能の低下が疑われます。

④ 洗濯をしたあと、干すのを忘れてしまうことがたびたびある

若い人でも洗濯物を干し忘れてしまうことはあります。しかし、たびたび忘れてしまうようになると注意が必要です。洗濯物を干したり、たたんで片付けたりするのは、おばあちゃんが担当することが多いので、こういう事例も入れてみました。

コンロの火をつけっぱなしにしてしまい、鍋やフライパンを焦がしてしまう。風呂や流しの水を出しっぱなしにして忘れてしまう。こうしたことも、1回だけなら心配いりませんが、たびたび起きるようになったら要注意です。

⑤ 小銭を出すのが面倒で、お札で会計することが多くなった

認知機能が低下すると、判断や行動に時間がかかるようになります。いろいろなことが、以前のようにテキパキとできなくなるのです。レジで会計をする際、後ろに何人も人が並んでいると、「小銭を数えて出すのに時間がかかってしまうと、後ろの人に迷惑をかけてしまう」という思いから、出しやすいお札だけで会計をするようになります。

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