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ホンダ「ヴェゼル」群雄割拠のSUV市場で際立つ訳 内外装のデザインや扱いやすさが時代にマッチ

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ラゲージスペースの積載イメージ。後席を倒せば自転車も積載可能な容量を確保する(写真:本田技研工業)

残りの50%はホンダ車の下取りになる。その車種はさまざまで、前型ヴェゼルからの乗り換えは約25%、それ以外は、「フィット」「ステップワゴン」「N-BOX」「オデッセイ」「フリード」と大小さまざま、車種もさまざまなところから、ヴェゼルへ乗り換えられていることがわかる。昨今のSUV人気があるとはいえ、これほど多彩な車種からの乗り換えがあるのはめずらしいのではないか。

前型からの乗り換えでは、前型も運転して楽しい躍動感のあるSUVで、それがトヨタC-HRの誕生を呼ぶほどの人気を得たわけだが、一方で、後席の乗り心地は褒められたものではなかった。乗り心地が硬すぎ、路面の凹凸に体が跳ねてしまうほどだった。マイナーチェンジで改善されたが、それでも十分とはいえなかった。

2代目ヴェゼルの着実な進化が好調につながる

ヴェゼルの走行イメージ(写真:本田技研工業)

またHVも、1モーター方式で、HVならではの静粛性やモーター駆動の扱いやすさは実感しにくかった。エンジン感覚を活かした稼働は、燃費はHV化によって期待できても、乗り味はエンジン車とあまり差を感じにくいところがあった。

そこから大きく転換したのが新型といえるだろう。前型には前型の意味があったかもしれないが、新型は電動化へ向けた社会の動きに適合したよさを実感できるSUVに進化した。そこが、顧客満足度をより高めたのではないか。

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扱いやすさや乗り心地を含めた走行感覚、そしてEV時代を前に、まさに時代の主体といえるちょうどよさが、いまのヴェゼルを位置づけており、ヴェゼル人気は、今年も続くのではないか。

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