決着!大塚家具、前代未聞の株主総会の全容 久美子氏61%、勝久氏36%は何を意味するか

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毀損したブランドをどう回復できるか(写真は銀座ショールーム)

--今後増資は考えているか。

久美子社長 具体的な計画はない。

--勝久会長とはどうしていくのか。

久美子社長 会社としては、株主として意見を承り、コミュニケーションを続けていく。

--どういう点が今回株主から支持されたのか。

久美子社長 真摯に大塚家具の将来について、説明してきたことが理解していただけた。

「前会長の処遇は適切に検討する」

--企業価値が毀損されたと思うが、改めて明日から何をやっていくのか。

久美子社長 これだけ世間をお騒がせしてしまった状況を作ってしまった。信頼回復のために、誠心誠意、お客様に尽くしていく。もう一度信頼をしてもらえるよう、ひたすら努力をしていく。

--前会長の処遇はどうするのか

久美子社長 今現在、具体的に申し上げることは、差し控えたい。株主であり、創業者である事実は、消えるわけではないから、そこを踏まえて適切に検討していく。

冨岡 耕 東洋経済 記者

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とみおか こう / Ko Tomioka

重電・電機業界担当。早稲田大学理工学部卒。全国紙の新聞記者を経て東洋経済新報社入社。『会社四季報』編集部、『週刊東洋経済』編集部などにも所属し、現在は編集局報道部。直近はトヨタを中心に自動車業界を担当していた。

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