アップルはブランディングの会社だ。通信業界でもiPhoneはブランド力だけでユーザーから10万円近くとっている。そうでしょ?何か差別化できているの?
福田(尚久副社長。かつてアップル本社で副社長を務めた)に聞いたけど、初代iMacも中身はベーシックな安いコンピュータだった。よりとがった、ニッチな製品を求める声も多い中で、カラフルな筐体にしてブランドを幅広いユーザーに広げていった。当初は「アップルにこんな製品を求めてない」などと酷評されたが、結局は機能ではなく、ポジショニングで大成功したわけだ。iPodも値段を高く設定して、洗練されたデザインで、ブランド戦略によってヒットした製品だ。
今回は、パソコンのVAIOのブランドを通信業界に紹介したということ。5万1000円の価格も、ブランドとして決して恥ずかしい価格ではない。まともな価格だと思っている。
まずは販路の開拓を優先する
――製品をどのように拡販していくのか。
ここ数か月は主に販路の開拓を優先する。取引のあるヨドバシカメラやイオン、Amazonに加えて、そのほかの量販店も開拓していく。すでに引き合いもあるけれど、ほかのMVNOに販売してもいいと思っている。海外向けの販売もあるかもしれない。どの形でどのチャネルでやれれば売れるのか、しっかり検討していく。
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