Z世代が「瓶のポカリスエット」に惹かれる納得理由 サステナブルへの意識が高くない若者にも刺さる

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事例1:ポカリスエット・リターナブル瓶

大塚グループは、リターナブル瓶に入っているポカリスエットを循環型ショッピングプラットフォーム「Loop」を利用し、2022年7月12日から全国のイオンで販売を開始した。

Loopとは「捨てるという概念を捨てよう」というミッションを掲げている、アメリカのテラサイクル社が開発したプラットフォームだ。大塚グループの循環型社会実現に向けた取り組みの一環という。

(画像:大塚製薬サイトより)

価格は230円だがデポジットが含まれており、瓶を返却すると70円が戻ってくるシステム。リターナブル瓶であることやデザイン性から、レトロ感があるとZ世代を中心に話題となった。

また、ふたは栓抜きで開けるタイプであるうえ、ロゴなどは瓶に直接印刷されているためプラスチックのラベルがついていないことから、環境にも優しい。サステイナブル意識があることをSNSに投稿してアピールする人もいる。

実際にこの商品を購入した東京都在住の男子大学生も「リターナブル瓶はレトロなデザインですごくかわいい。お風呂上がりに瓶で飲むポカリスエットは最高に美味しかった」と高く評価していた。

これからの新しいモノとの付き合い方を提案

事例2:REMARKET(リマーケット)

ブックオフとモノファクトリーが共同で設立した、“使い方”を想像し、“捨て方”をデザインし、これからの新しいモノとの付き合い方を提案する新ブランド。2021年3月、群馬県前橋市に1号店をオープン。2022年4月には西武池袋本店にてポップアップを開催。

店内すべての商品が、レトロ風にデザインされた“新品”ではなく、実際に昭和時代に使われていた物をリユースした物やリユースするための材料で、学校の跳び箱や店舗の看板など昔懐かしい商品を多数販売している。

REMARKET(ブックオフのサイトより)
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