日銀「財政ファイナンス宣言」のススメ 結局は「インフレ目標達成」のための近道!?

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今週末は皐月賞のトライアルレースであるスプリングステークス(GⅡ)がある。まずまずのメンバーがそろった。

スプリングSは、リアルスティール本命で

実績では朝日杯を制したダノンプラチナだが、マイルを主に使って来た臨戦過程を考えると今春最大の狙いは皐月賞だろう。トライアルのスプリングSを無理に勝ちに行くモチベーションはない。

他方、デビューから1800mを2回使って2連勝のリアルスティールは、ダービー狙いの可能性が大きいと思われるが、一線級との末脚の力量測定をしておきたいところだろう。中山の経験がないものの、直線で一時抜け出しにくくなった(福永騎手ではよくあることだ)共同通信杯を勝ちきった器用さは、中山競馬場のいかにも中山的である1800mに向いていると判断し、本命に採りたい。

対抗には、堅実に駆けているものの今一つ賞金が足りておらず、有力馬の中では最もモチベーションが高いと思われるブラックバゴを抜擢する。皐月賞でも入着級の力量と思われ、有力馬の力関係を測る際のモノサシに使える馬と思えるので、同馬のパフォーマンスには注目しておきたい。

ブラックバゴを買うなら、前走で僅差ながらブラックバゴを抑えたベルーフを重く買うべきだろう。ルージュバック以外に負けていない点も魅力だ。

ダノンプラチナも二頭目の単穴的な位置づけで買いたい。真面目に走るので、頭もあり得るが、配当的な妙味を考えると、ブラックバゴ、ベルーフにウェイトを置くべきか。

配当的にこれ以上手を拡げるわけには行くまい。筆者の馬券イメージは、4頭の三連複をボックス買いして、あと一点リアルスティールからブラックバゴの馬単を買う感じだ。
 

山崎 元 経済評論家

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やまざき はじめ / Hajime Yamazaki

1958年札幌市生まれ。東京大学経済学部卒業。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、株式会社マイベンチマーク代表(投資と投資教育のコンサルティング会社)と複数の肩書を持つ。三菱商事、野村投資信託、住友信託銀行、メリルリンチ証券など計12回の転職経験を生かし、お金の運用、経済一般、転職と自己啓発などの分野で活動中。著書に『超簡単 お金の運用術』(朝日新聞出版)『「投資バカ」につける薬』(講談社)『お金がふえるシンプルな考え方』(ダイヤモンド社)など著書多数。馬券戦略は馬連が基本。【2024年1月5日編集部追記】2024年1月1日、山崎元さんは逝去されました。心から哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします。

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