幸せな結婚に「男女平等」は要らない? 39歳外資系ゴージャス美女の"改心"

印刷
A
A

「黙って聞いていればよかったのですが、私も言い返してしまったんです。私は毎日のように通っていたスポーツジムをやめて節約しているのに、カレは1年以上も行っていないジムの月会費を払い続けているんですよ。今まで言わずに我慢していたけれど、つい口に出してしまって……。朝になってもカレは怒っていて、毎朝作っているお弁当を持って行ってくれませんでした」

よほどショックだったのか、恵子さんは気持ちを吐きだすように話し続けている。明夫さんが勤務する日本的経営の大企業を「昭和」と表現するが、恵子さん自身も内面はかなり「昭和」だと感じた。

ただし、恵子さんは「27歳で結婚していたらキレていたし、貯金なんてそもそも考えられなかった。というか、カレとは結婚していなかった」と告白する。明夫さんと結婚したのは恵子さんが37歳のときだ。10年間で何があったのだろうか。

「破滅行為」がもたらした、前夫との離婚

実は、恵子さんは一度離婚を経験している。前夫は、学生時代から付き合って6年間も同棲した「大好きなタイプ」の男性だったという。

「知的で想像力も豊かなクリエーターでした。私は精神的にめちゃくちゃ頼っていましたね。土日にパジャマ姿でボヤーッとしている彼を無理にでも外に連れ出そうとしたり。彼にまとわりつくのが愛情だと勘違いしていたんです。自分が寂しくて寄りかかっていただけなのに。平日は懸命に働いているのだから、休日ぐらいはゆっくりさせてあげればよかった……」

30歳で離婚した後、3年間ほど付き合った年下の男性もいたが、結婚には至らなかった。恵子さんは複数の婚活サイトに登録し、お見合いパーティにも積極的に参加。週に2、3人とはデートしていた。しかし、付き合えても長続きしない。外見が派手な恵子さんは、遊び目的の男性に目を付けられやすいのかもしれない。

明夫さんも最初はそのひとりだった。なんと最初のデートで告白もせずにキスを迫ってきたという。憤った恵子さんは明夫さんからの連絡を無視した。

「ほかの男性としばらく付き合ったのですが、やっぱり別れてしまって婚活サイトに復帰しました。カレがすぐに見つけて、『1年ぶりです。覚えていますか?』とメッセージをくれました。会ってみたら以前よりも落ち着いていて、『お互いに婚活の成果がなかなか出ないね』と和やかに話すことができました」

次ページ赤ワインをぶっかける大喧嘩から、一転、結婚へ
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
工場が消える!脱炭素が迫る最後の選択
工場が消える!脱炭素が迫る最後の選択
ファミマと伊藤忠が狙う「セブン-イレブン1強体制」打破の勝算
ファミマと伊藤忠が狙う「セブン-イレブン1強体制」打破の勝算
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT