投資家を釘付け!赤裸々すぎる恋愛サイト シリコンバレーでも炸裂する"女子力"

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2月上旬に開かれた500スタートアップスのピッチイベント。今回は女性の起業家が目立った

米国のハイテク業界にガールパワーの波が押し寄せている。

設立から日が浅いベンチャー企業へ少額出資する米ベンチャーキャピタル(VC)の500スタートアップスが定期的に行っている新興企業によるピッチイベント。2月上旬に行われた最新の「バッチ11」では、30社がデモを行った。特に目立ったのが女性起業家の存在。実に参加企業の4割の創業者が女性だった。

 女性たちがリアルな悩みを相談

500スタートアップスのマーケッティング・ディレクター、ジェス・エリクソン氏は「消費は女性がカギを握っているのだから、女性設立者が増えるべき」と話す。同社でも、投資チームの半分は女性が占めている。

HeTextedのサイトには多くの女性からの相談と、それに対するほかのユーザーやアドバイザーからの回答が掲載されている

こうした中、今回のピッチイベントで投資家やメディアなどから最も注目を集めたのが、女性経営者リサ・ウィニングCEOが率いる、女性向けの恋愛アドバイスサービス、HeTexted(本社:ニューヨーク)だった。

同サービスでは、利用者にボーイフレンドから送られてきたメールなどを、ほかの女性利用者や、男女の専門アドバイザーたちが分析し、「あなたに夢中!間違いない」「関心がないみたい」「体の関係が目的」など、相手の男性が何を考えているのかを回答してくれる。

アジア銀行などで勤めたこともあるウィニングCEO。ボーイフレンドからのメールについて女友達からアドバイスを求められることが多かったことが起業のきっかけとなった

同社のサイトをのぞくと、「2回目のデートで体の関係を持ってから、彼からのメールが一気に減って今では私ばっかりが送っている。もうデートの可能性はないのかしら?」「職場の上司と付き合い始めたけれど、彼がフェイスブックで繋がるのを拒むの。どういうこと?」「12月に別れた彼からたまに用件のないメールが来ます。彼と復縁するにはどうしたらいいの?」など、女性たちのリアルな悩み相談と、それに答えるほかの利用者や、アドバイザーの回答が掲載されている。

登録は無料で、アドバイザーとのやり取りをフェイスブックやツイッター、ピンタレストなどでシェアもできる。ネット上で質問を公開したくない場合は、アドバイザーと直接やり取りすることも可能だ。

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