「朝ドラ」登場でお祭り状態"目黒蓮"真の評価 なぜ今、多くの人が"彼"にハマっているのか

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いよいよ「朝ドラ」に目黒蓮が登場!

アイドルとしてはすでに認知度が高かったとはいえ、俳優としてはここで実力を見せつけた目黒が朝ドラ『舞いあがれ!』に途中から出演するとあって、いよいよ俳優として全国区になるだろうとさらなる注目が集まっていた。主人公・舞(福原遥)の相手役だろうか? という期待もかかっている(2022年11月24日時点では、まだどうなるか明かされてはいない)。

目黒が初登場したのは『舞いあがれ!』第8週。パイロットを目指している主人公・舞が念願の航空学校に入学、宮崎で寮生活をはじめる航空学校編の序盤だ。目黒は舞と同期の柏木弘明役。柏木は父親がパイロット、母親が元キャビンアテンダントという“航空エリート”で優秀な生徒という設定である。

だが舞とは、出会いの印象があまりよろしくなかった。入学試験の面接で一緒になった舞のことを小馬鹿にしたような態度をとり、「君とは二度と会うことはないだろう」と感じの悪い捨て台詞を残して去る(第36回)。が、結局、同じチームとして勉強を共にすることになる。そうなったときも、親睦を深めようとするチームメイトたちに「別に馴れ合う必要はないだろう」とけんもほろろ(第37回)。

クールなキャラも魅力的とはいえ、いま期待の目黒蓮の初登場がこんな感じで若干、気が削がれたような……。いや、柏木はいわゆる「ツンデレ」キャラで、これからクールな仮面が徐々に剥がれていくのだろうということは想像は難くない。すでに第38回ではじめて食べるお好み焼きの前では表情が緩んでいた。違う顔を見せるのが早すぎるほどである。

筆者が制作統括の熊野律時チーフプロデューサーに取材した際、柏木についてこんなふうに聞いていた。

「柏木は航空エリートの家庭に生まれ、プライドが高く近寄りがたい人として登場しますが、徐々に違う面を見せるキャラなので、その振れ幅から滲むチャーミングさや、変化していく感じが魅力的に見えるような方に演じてほしいと思っていました。目黒さんはすごく真面目で誠実で努力家という印象で、柏木を一つひとつ大事に考えて作ってくださっています。

控えめな印象ながら、ふとしたときの笑顔の華やかさは鮮烈で、序盤はあまり笑わない柏木が、ちょっと顔を綻ばせたときの魅力は目黒さんだからこそ出せるものだと感じています」(ヤフーニュース個人『「舞いあがれ!」脚本家が変わりムードが激変しそうな理由』より)

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