サラダは本当に「メタボ脱出」の味方なのか 代謝を上げたい時の、理想の食べ方とは?

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もしかしたら、「毎日野菜をよく食べているのに、ちっとも痩せないし、血圧も高いままだ……」という方は、生野菜の摂りすぎで体が冷え、逆に代謝が悪くなっているのかもしれません。

「ダイエットにはひたすらサラダ!」と思われている方も多くいらっしゃいますが、このように生野菜に偏りすぎると思わぬ落とし穴にはまってしまいますので、要注意です。朝食でサラダを食べたら、お昼や夜は温野菜を取り入れるなど、工夫して野菜を摂取していきましょう。

〈みわ子流、温野菜たっぷりのヘルシーコンビニ飯!〉
・彩根野菜のサラダ
生の野菜も入っていますが、加熱調理された根野菜も入っているので、栄養バランスがよく、代謝アップにもつながるでしょう。
・蒸し鶏と野菜のクッパ
たっぷりの温野菜からビタミンやミネラルを補い、鶏からタンパク質、そして少量のご飯も入っているため、1品で栄養バランスが整います。
・1/3日分の野菜が摂れるスープ(味噌汁)
野菜不足が心配な方には、手っ取り早く摂取できて、理想的です。アツアツをいただくと、食後にポカポカしてきて、それだけでも代謝アップにつながります。
・イカとホタテの旨塩炒め
海鮮と共に、ブロッコリーやニンジン、椎茸、タケノコなどの温野菜もゴロゴロ入っていて、彩もキレイな一品。βカロテンが豊富な緑黄色野菜も摂取できます。
・お好み焼き
カロリーの高い「B級グルメ」というイメージが強いかもしれませんが、半分以上がキャベツでできているので、実は温野菜がたっぷり摂取できます。キャベツに含まれる「ケンフェロール」という成分は体内の脂肪燃焼に役立ち、メタボ予防でも注目の成分です。

 

たとえ生野菜のサラダに体を冷やす作用のある野菜が入っていても、決して体に悪いわけではありません。ドレッシングに玉ねぎや生姜、ニンニクが入っているものを選んだり、ほかの具材に温野菜が入っているものを選べば、代謝アップにつなげることは十分可能です。

温野菜摂取で体を温めておくと、体温も上がり、余分な体内の脂肪や糖分が燃焼されやすくなるのです。身近なコンビニ飯でも、選び方次第でメタボ予備軍から脱出できるかもしれません。

丸田 みわ子 シニア野菜ソムリエ

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まるた みわこ / Maruta Miwako

美養食研究家/シニア野菜ソムリエ(野菜ソムリエの最高峰)
自身の体調不良により、健康でスリムで美肌になる 野菜や果物の効果をもっと追究したいと、野菜ソムリエの最高峰であるシニア野菜ソムリエを取得する。
「真の“美”体質」をテーマに、 カラダの中から"美"を養う料理を発信。
「美養食研究家」として、料理教室やセミナー、レシピ開発、 商品プロデュースなどを手掛けている。これまでに考えたレシピは400点、スムージーレシピ100点以上。

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