発達障害の人に「がんばれ」言ってはいけないワケ 大切なのは「特性への理解」と仕組みづくり

発達障害は病気ではなく「脳の特性」
発達障害の人は、今でも“ちょっと変わった人”“空気の読めない人”“だらしない”“能力が低い”などと簡単に決めつけられてしまうことが少なくありません。
しかし、発達障害とは、ひとことで言えば“脳機能の特性”。大人も子どもも、むしろ本人は一生懸命、頑張っていることが多いのです。
そこで大切なのは、「がんばれ」「大丈夫!」という言葉ではなく、本人が見て、感じている世界を理解すること。そして、特性に合わせて接し方を変えてみることです。
ミスが多い、忘れ物が多い、空気を読まずに発言してしまう……。
特性からくる失敗や不思議な言動を、フォローできるような仕組みを作ることが何よりも大切です。
ここでは、発達障害、とりわけADHDの人とASDの人に起こりがちな「なんで?」を解明し、適した接し方と仕組みづくりをお伝えします。もし、あなたの周りにこの事例に当てはまるような人がいれば、ぜひ、参考にしてみてください。そうすれば、あなたと本人が抱えている悩みごとが減り、ともに生きるのが少し楽になるはずです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら