年末年始に向けて体をリセットする3つの食事術 面倒なことは考えず「食べない時間」を増やす

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さらに、体内では、

・脂肪が分解され、肥満によるさまざまな問題が改善される。
・内臓の疲れがとれて内臓の機能が高まり、免疫力がアップする。
・細胞が生まれ変わり、体や皮膚の不調や老化の進行が改善される。
・血糖値が下がり、血管障害が改善される。

といった効果が期待でき、美容と健康、若さを維持できます。

ポイント2)「空腹の時間」以外は何を食べてもOKとする

長時間の断食では、空腹の時間の前後に「準備食」「回復食」といったものを食べたりなど、あれこれと注意が必要ですが、「16時間断食」では、そのような配慮は必要ありません。

「空腹の時間」以外は、好きなものを食べていいのです。

いままでと同じような食事を、どうぞ楽しんでください。心がけるべきことは、本当に「16時間連続して、何も食べない時間を作る」、これだけです。これ以外の制限やルールはありません。

そんなふうに言うと、あまりに簡単で、逆に不安になるかもしれませんね。

ですが、安心してください。たとえば、

A 「16時間断食」を実践せずに、1日3回食べる
B 「16時間断食」を実践しながら、残りの8時間に1日2回食べる

それぞれの場合で食べた総量や総カロリーがまったく同じでも、16時間、食事と食事の間をあけるか否かで、体の中で起こることがまったく違ってくるのです。

細胞が新しく生まれ変わり始める

10時間ものを食べずにいると、体は脂肪を分解して、エネルギー源に変えようとします。さらに16時間が経過すると、オートファジーという仕組みによって細胞が新しく生まれ変わり始めます。こうして病気や肌などのコンディションが改善されていくのです。

つまり、1日に何をどれだけ食べたか・食べなかったかではなく、どれだけ空腹の時間を長くできたかで、脂肪が分解されて減っていき、きれいに痩せていくのです。

ポイント3)週1回でも、週末の1日だけでも、フレキシブルに始めよう

16時間の空腹の時間は、自分の生活スタイルに合わせて作ってください。

ここでは、モデルケースとして、夜間に空腹の時間を作る場合(パターン1)と昼間に空腹の時間を作る場合(パターン2)をモデルケースとして紹介します。

(イラスト:アスコム)
(イラスト:アスコム)
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