なぜイケアの人は活き活きとしているのか?

一般の企業とは少し違う「人を見る目」

たとえば、「週末は何をしていますか?」と聞いたとしますが、模範解答は特にないのです。「仕事してます」ならいいということでもないし、ワークライフバランスを大切にしているかどうかを聞きたいわけでもない。

だって、人生のライフステージによって、週末の過ごし方は違いますよね。土日も仕事をしなければいけない状況の人もいるから、それはそれでリスペクト。ヨガでオンとオフをスイッチしてます、でもOK。

けれど、「今の状況に疑問を抱いているからこうしていきたい」とか、「今後はもっと自分のキャリアに突っ走っていきたい」とか、今ある状況を次にどうやって生かそうとしているか、どうやってチャレンジしようとしているか。目指しているものがイケアの価値観にどれだけ近いかということを見ています。

何百回でも言いたい、大好きな言葉

平等性の感覚をしっかり持ち、フェアに物事を見ることができるか。本当に素直な気持ちで物事をとらえたり聞いたりできるか。そういうことを私は真剣に見るのですが、面接で相手の方から、そういった「10バリュー」を引き出していくというか、合っている部分を探すのです。つまり、才能を見つけていくような面接なのですね。

私には何百回でも言いたい大好きな言葉があります。それは「As you grow, IKEA grows, too」。つまり、あなたが成長するとイケアも成長する。一人ひとりが成長するとイケアも成長するし、イケアが成長すると一人ひとりも成長する。人事的な理念としてすごく大事で、重要なキーワードだと思っています。

その理念を持っていれば、選ぶ方法は人それぞれでいい。その人なりの方法を尊重する、それがイケアのやり方です。

(構成:小川たまか、撮影:梅谷秀司)

※次回記事は3月25日(水)に掲載します

 

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