高コスパ!スーパーの肉で「絶品ステーキ」作る技 一工夫で大変身、ガーリックライスのレシピも伝授

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肩ロースは味が濃く、おいしい部位なのですが、肩を動かすための筋が中心に入っています。この筋はどんなに上手に焼いても硬くて、口に残ります。そのため、肩ロースは薄切りにしてすき焼きやしゃぶしゃぶにすることが多いのです(薄く切れば筋は気にならなくなります)。

トレイにのせた肩ロース
下部が焼肉屋さんでおなじみのザブトンという部位です

そのまま焼いて、食べるときに外すのが一般的ですが、今回はあらかじめ除去してしまいます。包丁で切る、というよりも手で引っ張ればかんたんに外れるはずです。

肩ロースを切っている場面
ペティナイフのような先端が尖っている包丁が使いやすいです

やわらかいザブトンの部位を切り取りました。ザブトンはどんな肉でも脂肪交雑が入りやすい部位で、焼肉でもステーキでもおいしい部位です。

肩ロースの処理中
手で剥がれない部分だけ包丁で切ります

残りの部位も切り分けていきましょう。

ザブトンの部位
左がロース芯につながっていく部位です

筋と肉に分けました。

肉と筋に分けたところ
筋に肉が多少ついてますが、料理に使うので大丈夫です

肉を観察して、筋繊維の太さをたしかめてください。筋繊維が太い肉は硬いので煮込み料理に向くからです。冷凍しておいて別の料理に使ってもいいですが、今回は一緒に焼いてしまうので、肉たたきでたたきました。

肉たたきでたたいた肉
ネック寄りの肉は硬いので処理します

肉たたきがなければワインの空き瓶などでも代用できます。たたくことで筋繊維の一部が壊れ、食感が改善されます。

筋がとれたので、これをステーキにしていきます。その前にさきほど除去した筋でステーキしょうゆを作ります。

処理済みの肉
肉の処理が完了
次ページ次は「ステーキしょうゆ」の作り方
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