魚介系の料理に挑戦する第一歩としておすすめ
料理のバリエーションを増やしたい、という声を時々、聞きます。そのためには食材の幅を広げるのが最も簡単。スーパーでいつもは手軽に料理できる豚肉や鶏肉ばかり買い物かごに入れている人も、たまには違う食材を手にとってみましょう。
エビは魚介系の料理に挑戦する第一歩としておすすめの食材。冷凍エビを買っておけば流水で30分ほど解凍するだけでいつでも使えますし、すでに解凍された状態のエビも売られています。
今日はそのまま使いますが、パックを開けたとき、においが気になるようであれば水でよく洗ってください。スーパーで売っているエビには有頭や無頭、殻付きや殻を処理したむきエビなどの種類がありますが、価格も安定していて入手しやすいバナメイエビの場合、無頭の殻付きとむきエビの2種類が並んでいます。
同じバナメイエビなのですが、むきエビは手間がかかっている分だけやや割高。エビの殻を剥くのは魚をおろすよりもずっと簡単なので、殻付きを購入するのがベターです。
今日はバナメイエビを使ったエビチリをご紹介します。エビチリとはエビのチリソース煮込みのこと。おなじみの中国料理ですが、実は日本発祥。
四川料理を日本に伝えた四川飯店の創業者、陳建民さんが四川料理の『乾焼蝦仁(カンシャオシャーレン)』という豆板醤をたっぷり使った料理をベースに、トマトケチャップと甘みを加えることで日本人好みにアレンジしたとされます。豆板醤とトマトケチャップを使った甘辛いチリソースは傑作の1つで、憶えると料理のバリエーションが一気に広がるでしょう。
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