人生モヤモヤしてる人に効く「最強の言葉」とは コピーライターが見つけた名前の持つ驚きの力

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ぬいぐるみを持つ子ども
言葉の力を活かす方法とは?(写真:Fast&Slow/PIXTA)

言葉には力がある。相手を言い負かすこともできれば、相手を包み込むように癒すことも、勇気づけることもできる。言葉の使い方や選び方によって、印象が一変するのも事実である。巷には、相手にいい印象を与えるようにするノウハウ本があふれ、何度目かの語彙力ブームが起きているようにも感じられる。

ジョージア「世界は誰かの仕事でできている。」、リクルート「バイトするなら、タウンワーク。」などを世に送り出したコピーライターの私が20年近く言葉を生業として感じるのは、言葉の力が発揮されるのは、他者に対してではなく、自分に対してである。

よく「人は自分が考えているようになる」と言われるが、言葉は考えていることに形を与えたものに過ぎないため、「人は使っている言葉のようになる」と言い換えることもできよう。

そこで、言葉の力を活かす方法としてお勧めしたいのが「自分の人生に名前をつける」ことである。自分のなかにある経験と言葉に光を当て、生きる指針として作戦名とも呼べる名前に集約する。すると、名づけによる「オーナーシップ効果」が発動し、一歩を踏み出す小さな勇気を生み出すことができるのだ。

「名前をつける」とはどういうことか

コピーライターとして仕事をする際、どんな仕事も等しく難しく、重要であることに変わりはないが、特に力が入る案件がある。それは、ネーミングの仕事である。

商品やサービスといったブランドの名前や、ドラマや映画などのコンテンツの名前をつけることもある。ブランドの名前を検討する際に、コミュニケーション効率を高めるために、ブランド名と社名を統一することになり、結果的に、社名変更という大仕事に立ち会うこともある。

企業やブランドにとって名前は、自分たちを体現する言葉であるだけでなく、インターネットでの検索ワードにもなる。そのため、名前の決定までには「愛せるかどうか」「言いやすいかどうか」といった観点から、商標確認や類似チェックなどのプロセスを経る必要がある。

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