香川照之が相次ぐ降板よりも痛い「最大の痛恨」 これまでの演技が疑われ、今後認められなくなる
「デイリー新潮」の第1報から1週間あまり。香川照之さんをめぐる性加害騒動が沈静化に向かうどころか、ヒートアップしています。
所属事務所はすぐに謝罪コメントをリリースし、香川さんも金曜MCを務める「THE TIME,」(TBS系)で謝罪。その内容は断罪されるべきものである一方、3年前のことであり、被害者が訴えたのは香川さんではなくクラブのママで、被害者との示談が成立したであろうことなどから、その後の数日間はややトーンダウンしていました。
しかし、8月31日に「デイリー新潮」が“新証拠”として当時の写真を続報。さらに、「文春オンライン」もTBSのドラマ懇親会で女性スタッフに暴行を行った疑惑を報じたことで空気は一変しました。
9月1日、TBSは「THE TIME,」の降板を発表し、「香川照之の昆虫すごいぜ!」(NHK Eテレ)も今後の放送と再放送の予定がないことを発表。トヨタ自動車とセゾン自動車火災保険は出演CMの放送見合わせ、東洋水産とアリナミン製薬は契約終了を明らかにしました。
香川さんの行為については、強制わいせつ罪が疑われるほどであり、許されないものであることは明白。その是非を今さら採り上げる必要性はないでしょうが、だからこそ香川さんは、なぜこのような失敗を犯してしまったのか。そして、なぜ続報でのダメージをここまで大きなものにしてしまったのか。決して芸能人だけではなく、ビジネスパーソンの学びにもなるケースだけに、香川さんが犯した過ちの理由と回避方法を掘り下げていきます。
何度も変われるきっかけはあった
まず、なぜこのような過ちを犯してしまったのか。最大の問題は、そういう行為に至るリスクを自ら高めていたことです。
NHK党の参議院議員・ガーシーこと東谷義和さんが「香川さんは港区界隈、すべての店で出禁」「それを銀座が受け入れちゃったから、受け入れた以上そうなることはわかってたでしょ」などとコメントしたことが大きく報じられました。また、梅沢富美男さんも、「確かにそういう噂はいっぱいあったよ。いろいろな人から聞いた。酒癖が悪いって」などとコメント。それ以外でも香川さんは、これまで酒席での様子を報じられたことがありましたし、私自身も酒癖に関する噂話を業界内で何度か聞いたことがありました。
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