20キロ減量!「ダイエット家計防衛術」の凄い中身 インフレ局面でも値段上昇していない食材を選ぶ

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一般社団法人全国スーパーマーケット協会が発表した「2022年版 スーパーマーケット白書」によると、2020年にスーパーマーケットで売り上げが伸びたのはヨーグルトやキムチ、乳酸菌飲料など発酵食品でした。これは、まだコロナに対する十分な知見がないなかで、個人がせめてもの対応策として発酵食品を食べて免疫力を高めようとしたのでしょう。

それでは、コロナ2年目の2021年は何が売り上げを伸ばしたのでしょうか。オートミール、麦芽飲料、プロテイン粉末などが売り上げを伸ばしました。これはコロナ禍1年目の自粛生活によって「コロナ太り」をしてしまった人たちが、YouTubeで筋トレやストレッチ動画を見ながら自宅で運動をしつつ、栄養バランスのとれた食事を積極的にとったということがわかります。

半年で20㎏の減量に成功するまで

実は筆者も世間に少し遅れましたが、コロナ太りを解消すべく、2022年からダイエットを始めました。2021年の年末にふと思い立って体重計に乗ったところ、人生で初めて80㎏台を記録しました。健康診断の結果も、ほぼすべての項目が要治療または再検査という悲惨なものでしたので、2022年の元日から一念発起しました。

結果としては、半年で20㎏の減量に成功しました。体重を落としただけではなく、体力も筋力も改善しており、たとえば2022年の元日には500mも走れなかったのに、半年後には20㎞走っても大丈夫な身体を手に入れました。本書はダイエット本ではありませんから、その内容を細かく書いていくことはありませんが、ダイエットの副産物として「家計防衛」もできたということを紹介したいと思います。

まず、ダイエットの基本は摂取カロリーから消費カロリーを差し引いた数字をマイナスにすることだと考えます。脂肪を1㎏落とすためには、このマイナスの数字を7200キロカロリーにする必要があります。かといって、拒食症のように食べる量を極端に減らしてしまうと、筋肉も落ちてしまい、基礎代謝が落ちることで、かえって瘦せにくい身体になってしまいます。そこで、摂取カロリーは抑えつつも、しっかりと栄養はとる献立を考えなくてはいけません。

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