子どもが熱を出すときは、「この調子だと明日はまずいかも」と、事前にわかることも多いですよね。事前に「明日もしかしたら休むかも」と同僚に伝えておいたり、翌日休んでもいいように前倒しで仕事をしておく、業務にきりをつけて情報共有をしておくなどが有効でしょう。
実際に休むことになったら、「休めて当たり前」という姿勢だと周囲に軋轢を生むので、普段以上に「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を大事にしたいものです。たとえば、「Aの件は明日までで間に合うので明日やります」「Bの件はXさんにCの仕事とのバーターでお願いしてあります」「Dの件は夜、子どもが寝てから自宅でやります」「Eの会議はYさん、後でフォローしていただけますでしょうか」…というように仕事に穴をあけない手配ができるといいですね。
(その分、同僚の仕事を増やしていたら、それを上司にきちんと報告する、何か別件でお返しをするなどできるといいですね。負担が増えた分、報酬で再配分されるような仕組みになっていないのが多くの日本企業の現状なので…)
評価制度や賃金体系、人員配置など、組織には構造的な問題もあるとは思います。ただ少なくとも「気を遣われてすぎてモヤモヤする」問題については、育児中社員の扱いにまだ慣れていない職場が多い中、「育児中で多少制約はあっても、この人には仕事を任せられるな」と思ってもらい、お互いに成功体験が積めると少しずつ空気も変わっていく可能性があると思います。
それでもモヤモヤしたら……。こんな意見も。
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