チョコプラ熱唱「これ絶対うまいやつCM」人気の訳 中島みゆきを初起用した「ボス」も注目を集める
続けて、アニメを効果的に用いた話題作2篇を紹介したい。日本マクドナルドはアニメ『ルパン三世』とのコラボレーションCMをオンエアし、8位につけた。モバイルオーダーでドライブスルー受け取りが可能になったことを伝える内容で、ルパンらの声はアニメでおなじみの栗田貫一、大塚明夫、浪川大輔が担当している。
本作は「さらば長き注文よ」というタイトルがアニメ同様にタイプライターで印字されるシーンからスタート。マクドナルドのドライブスルーでルパンが「俺はビッグマックセットでコーラとポテト」と上機嫌でオーダーを始めるも、「不二子は…」などと言葉に詰まり、助手席の次元大介にあきれられてしまう。
すると後部座席の石川五ェ門が「DT3番!」とスマホで注文番号を提示し、彼らに「モバイルオーダーで、サッとひと言ドライブスルー」とサービスを紹介。ラストはスムーズに商品を受け取った3人が楽しげにドライブを再開する様子を映した。
モニターからは「五ェ門がモバイルオーダーをするギャップが面白い」などの感想が目立ち、コミカルなストーリーを通してサービスの利便性を印象付けたことが見て取れる。
“どんぎつね”CMシリーズをアニメ化
日清食品『どん兵衛』のアニメCMは21位にランクイン。吉岡里帆、星野源がそれぞれ“どんぎつね”と“メガネの青年”を演じた2017年開始のCMシリーズをアニメ化したもので、キャラクターデザインは同社の『カップヌードル』のCM「HUNGRY DAYS」シリーズと同じく漫画家の窪之内英策氏が担当している。どんぎつねの声は俳優の小川あん、メガネの青年の声は声優の戸谷菊之介が務めた。
CMの舞台は昼下がりの神社の境内。どん兵衛を食べる青年の前にどんぎつねが現れ、彼がおあげを食べようとするとどんぎつねが「あいた!」と痛がるシーンやふたりが秋祭りを楽しむ様子などが描かれていく。そして青年が「来年の秋祭りも一緒に…」と言いかけるも、どんぎつねが姿を消してしまう内容だ。
男子中高生を筆頭に支持を集め「映像がキレイ。メルヘン感が増した」「アニメーションに変わり、雰囲気が違って面白い」など、「どんぎつねシーズン2」に対するポジティブなコメントが数多く寄せられた。
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