ロシア併合で激化する「市民への攻撃」悲痛な現場 日本人写真家がとらえたザポリージャの今

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国連総会は国際法違反で無効と指摘するが

10月12日、国連総会ではウクライナが提出した決議案について協議が行われた。そして、ロシアの「住民投票」や4州併合の試みが国際法に違反し無効だと非難し、ロシアに対し一連の決定について撤回を求める決議が採択された。

一方13日、プーチン大統領と会談したトルコのエルドアン大統領は、「70歳の誕生日、おめでとうございます」と冒頭で祝いの言葉を伝えた。ロシア側の情報では、ウクライナとの和平問題は議論されなかったという。

先月、ウズベキスタンで開かれた上海協力機構首脳会談の際、プーチン大統領、ベラルーシのルカシェンコ大統領らとソファーで飲食する写真が物議をかもしたエルドアン大統領。

ウクライナ紛争に乗じて演じられる“政治ショー“の裏で、これ以上犠牲者が増える事態を許すわけにはいかない。

連日、砲撃と警戒警報の音が響くザポリージャ。住民は列車で車で避難バスで、次々と州外へ脱出している。10月6日、ザポリージャ市中心部(写真:筆者撮影)
尾崎 孝史 映像制作者、写真家

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おざき たかし / Takashi Ozaki

NHKでドキュメンタリー番組の映像制作に携わる。映画『未和 NHK記者の死が問いかけるもの』(Canal+)を監督。

著書に『汐凪を捜して 原発の町 大熊の3・11』(かもがわ出版)。『未和 NHK記者はなぜ過労死したのか』(岩波書店)。写真集『SEALDs untitled stories 未来へつなぐ27の物語』(Canal+)で日隅一雄賞奨励賞、JRP年度賞。

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