第1回:数百万円の着物が売れる「ブランディング」の正体
第2回:「ハンバーガーといえばマック」に学ぶブランド力
若い消費者に自社のブランドを伝えたいと考える際は、当然ながらSNSを通じてアプローチする戦略が挙がってくるでしょう。では、SNSを活用したマーケティング戦略のプランニングでは、どのような点に注意すべきでしょうか。
まずはメディアの選び方から
まず必要なのは、各SNSプラットフォームの特徴や利用者の属性などを把握し、自社ブランドを的確に伝えるためのコミュニケーションには、どのプラットフォームが適しているのかを検討することです。
例えばフード系であれば、写真をフルに活用できるTwitterとInstagramに注力する。美容系であればイメージをしっかり発信したいので写真中心のInstagramを選ぶ。若い人にブランド・アイデンティティーやストーリーを伝えたい場合はTikTokを選ぶ、などです。必ずしもこれが正しいわけではありませんが、業界の特徴やターゲットの属性、ブランド・アイデンティティー、プラットフォームの特徴などを鑑みて、発信するメディアを検討していきます。
またSNSの投稿内容について、通常の投稿だけでは一方通行になりがちです。企業側からフォロワーに対して積極的にコミュニケーションをとることを前提に、その内容やルールなどの領域まで踏み込んで設定する場合もあります。
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