スタバとタリーズ「超人気福袋」に見た流儀の違い 日本の風物詩に注力「店に来てほしい」思いは共通

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タリーズの「6600円ハッピーバッグ」の中身(写真:タリーズコーヒージャパン)

この時期になると、さまざまな小売店が「福袋」を売り出す。毎年楽しみにするファンも多く、年末年始の風物詩として各メディアで販売シーンが報道される。

売り手側が福袋に込める思いは、さまざまだ。百貨店のように、テーマや世相を反映した中身で訴求する例もある。かつては中身に何が入っているかわからない「開けてみてのお楽しみ」だったが、近年は事情も変わってきた。

今回はその中で、大手カフェチェーン「スターバックス」と「タリーズ」の福袋を紹介したい。数多い福袋の中でも人気が高いからだ。両社ともスタートしたのは約20年前で、中身も進化してきた。

「2022年福袋」に込めた思いは何か。2社の責任者に聞きながら時代の風潮も考えた。

スターバックスの店舗数は国内最大。ロゴは各地でみられるようになった(筆者撮影)
東京都内の駅近くにあるタリーズの店舗(筆者撮影)

福袋で、コーヒーや店舗を感じてほしい

「今回の福袋(7500円、税込み)のテーマは『コネクション』(Connection)です。コロナ禍で人とのつながりをしにくい時代だからこそ、福袋をきっかけにコーヒーやスターバックスの店舗を感じていただきたい。中身のグッズにもそんな思いを込めました」

こう説明するのは後藤護(ごとう・まもる)さん(スターバックス コーヒー ジャパン 商品本部 コーヒーリーダーシップ&リテイル部)だ。同部のリテイル商品開発グループ グループマネージャーとして2015年から「福袋の商品開発」の責任者を務める。

「大小のトートバッグも入っており、誰かとお揃いで楽しむこともできます。ステンレスタンブラーなど他のグッズにもそれぞれの思いを込めました」(後藤さん)

次ページ公式サイトでは福袋の概要が記されている
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