AIが人類超え?再注目されるあの"予言書"

レイ・カーツワイルの大胆予測

(写真: Sean Mathis WireImage)

現在、世界で人工知能(AI)に対する危機感が議論されている。コンピュータが人間の能力を上回るようになって、勝手に思考、行動し、人類を滅ぼしてしまうのではないかという恐れだ。

レイ・カーツワイルは、いわばこの議論の火付け人と言える。彼が記した『Singularity is Near(邦題:シンギュラリティは近い)』という本は、現在のテクノロジーの発展を辿っていくと、それが2045年に訪れると予想、人々を混乱させた。

「まゆつば」から、再注目へ

2005年に同書が出版された際には、発明家として知られるカーツワイルの突飛な予言を眉唾だと捉える人が多かったはずだ。2005年と言えば、iPhoneが発売される数年前。人々はコンピュータを使ってはいても、それが自分の生活の隅々にまで浸透するという感覚はまだ持ち合わせていなかったからだ。

ところが、それから10年。カーツワイルの予測に人々の目が再び集まっている。ひょっとすると、あれは本当のことになるのではないかと感じられるようになっているからだ。

ところで、カーツワイルは決して危機感を持ってそんな予想をしたわけではない。それどころか、彼にとってシンギュラリティは歓迎すべき時代の到来を意味している。

次ページ自分の関心の赴くままに生きる!
人気記事
トピックボードAD
  • 女性の美学
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • なにわ社長の会社の磨き方
  • 高城幸司の会社の歩き方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
携帯料金は4割下がる?<br>「高い」の根拠を徹底検証

菅官房長官の「4割下げられる」発言の数値的根拠は正当か? やり玉に挙がるキャリア3社の携帯通信料金の解明に担当記者が挑む。結論は「高いとはいえないが、キャリアは儲けすぎ」。取られすぎと感じる人必読の渾身リポート。