コロナ禍で利用者増「ゴルフ練習場の進化」が凄い 球の弾道をモニターで確認できる最新システム

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コロナ禍で、3密を避けるゴルフの良さが認識され、特に若い世代や女性がゴルフに参入している。グループシートでのゴルフ練習場の新しい楽しみ方を提供するゴルフ練習場も(写真:ロイヤルグリーン)
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2021年のレジャー白書によるとゴルフ練習場の市場規模は2020年で1300億円。2019年1250億円、2018年1240億円でコロナ禍前より伸びている。ところが2010年1480億円、2000年2000億円で市場規模は長期的には減少傾向にあった。しかしコロナ禍で、3密を避けるゴルフの良さが認識され、特に若い世代や女性がゴルフに参入し、2021年には新規ゴルファーが約60万人増えた(矢野経済研究所)。

減少傾向の「アウトドア練習場」

同時にゴルフ練習場の売り上げも2021年は対前年比110.8%と伸びている(経済産業省「特定サービス産業実態調査」)。

ゴルフ練習場はいわゆる「打ちっぱなし」と言われるアウトドア練習場のイメージであるが、傾向として、広い敷地が必要なアウトドアは減少傾向で、前年マイナス26の2395場。逆にビルの中などに設置できるインドアはプラス241の1265場で増加傾向にある(2021年10月現在、公益社団法人全日本ゴルフ練習場連盟による)。

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