漢の中の漢「陸上自衛隊」知られざる隊員の6系統 正統派から元ホストまで、個性豊かなその実態

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④クレイジー系のますらお(孫悟空タイプ)

クレイジーと表現しては失礼かもしれませんが、このタイプの人たちは「キツいことをすると脳内麻薬が分泌されて気持ちいい」と語る変態です。雪中行軍で吹雪いてきたときや、台風のときの作業で彼らは「ニヤ~」と笑っています(きっと普通の人たちよりもランナーズハイになりやすいのでしょう)。はたから見ると不気味ですが、おそらく砲弾が降り注ぐような有事では間違いなく強いです。また、彼らは普通の隊員が嫌がるような重量物の運搬などに嬉々として参加するので、部隊には欠かせません。

筋トレを欠かさないますらお

⑤女性に恋をして目覚めたますらお(J-POPソングタイプ)

彼女ができた瞬間に「かのぴのために日本を守る」と燃え上がり、猛烈な勢いで頑張るタイプです。普通の大学生なら、髪型を整えたり、衣服でおしゃれしたりするところですが、ますらおはそんな上辺だけのアピールをしません。彼らは休み時間を見つけては筋トレをし、靴を磨きます。そして鍛え抜かれた上腕二頭筋ときれいな靴でデートに登場し、鉄棒を見つければ懸垂を始めます。孔雀の求愛みたいで可愛いですね。

⑥筋肉至上主義なますらお(チカラ・イズ・パワータイプ)

このタイプは筋肉がすべてを解決すると考えており、バルクアップとプロテインの摂取に余念がありません。つねに筋肉を破壊し、デカくなることを求めているパワー系タイプのますらおです。1日に5回のプロテイン摂取で腸内環境が破壊され、内臓が腐敗しているような臭いの屁を出すこともあります。彼らは、駐屯地のトレーニングコーナーで「うおおおおお!!」と大きな声を出してトレーニングし、重いものを持てば「筋肉が喜んでいる」と発言をし、「パワー・イズ・ストロング」や「力はパワー」といったような教育を若手隊員にしがちです。

さて、ここまでは男性のますらおについてメインで話してきましたが、陸上自衛隊にはますらおと呼ばれる女性たちもいます。一般常識でいえば、女性隊員は体力的に男性隊員と同じことをするのは難しいと思われていますが、同等どころか並の男性隊員よりも強い人たちが存在しているのです。

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