そこで提案したいのが、ハンバーグをサイコロ状にして6面焼きをする"3D焼き"です。「格之進」が提案するお肉の塊焼きのように、サイコロ状に形成し6面をしっかり焼くことで、肉汁が横から溢れることなく閉じ込められジューシーに仕上がるのです。
つまり、肉汁のアプローチを、2次元から3次元へパラダイムシフトしたものです。また、ハンバーグを焼くことが、安全だけでなくおいしさを追求する楽しみへと次元がシフトした焼き方でもあると考えます。
そして、この3D焼きをする際、6面体で発生する8つの角も焼く14面焼きをすることで、ハンバーグを中心部までより均一に肉汁を留めることを実現する、更なるイノベーションを発見しました。
球面ハンバーグを焼くための秘密兵器!?
さらに! 究極のハンバーグの焼き方が、“球面焼き”です。肉汁をお肉の中心に対して均等に加熱ができる球面焼きは、非常に理にかなった新しい理論で、画期的な焼き方だと思います。
しかし、球体を焼くとなると、フライパンを動かして、ずっとコロコロ転がしながら焼かなければならず、かなり至難の技。そこで私が目をつけたのが、たこ焼き器です。まあるくきれいに焼けて、中までちゃんと加熱できるたこ焼き器は、ちょっと小さくはなりますがハンバーグを球体に焼くのにぴったりです。
もしかすると、ミートボールを作るのに、たこ焼き器を使っているお母さんも多いのではないでしょうか? 実は、その焼き方、最もハンバーグがおいしくなる焼き方なのです。世の中のお母さんは、知らない間にハンバーグをおいしく仕上げる方法を会得していたのです。
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