家庭で食べる洋食メニューでカレーに次ぐ人気がハンバーグ(マイボイス調べ)。レシピも数多くあり、隠し味に和牛の脂を加える、調味料を工夫するなど作り方についてもさまざまなコツが紹介されています。ですが、ハンバーグの焼き方については、意外とワンパターンで、楕円形のパティを両面焼きにするのがスタンダード。
そこで肉おじさんは考えた! 最もおいしいハンバーグの焼き方について。 ハンバーグも、お肉を焼くのと同じで、どれだけ肉汁をこぼさず閉じ込めるか、に注目しました。
ハンバーグといえば両面焼き
ハンバーグはパティを楕円型に形成し、真ん中を凹ませて両面を焼くのがスタンダードな焼き方。この焼き方の基本は、弱火で両面を3分ずつ、蓋をしてさらに3分ずつ両面を焼けば、たいていのハンバーグは、表面は香ばしく、中もしっかり火が通ったジューシーなハンバーグに仕上がります。
両面焼きが全国的に広まったのは、昔は、ハンバーグのお肉といえば端肉(解体時に出る切れ端や切り落とし肉)で作っていることが多く、酸化が進んだお肉もあり、衛生面を重視し、安全に食べられるよう十分に加熱することを重視したのだと思います。また、豚肉も混ぜ合わせた合挽き肉なので、加熱はしっかりすること!という発想からだと思われます。
ただ、このスタンダードな焼き方は、肉汁のことについてはあまり考えられていないので、焼いているうちに肉汁がこぼれてしまい、ジューシーさを追求したものではありません。
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