話し方が劇的改善!超効果的なトレーニング方法 自分の現状を把握することが第一歩に繋がる

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

どうしても緊張したり焦ったりして早口になってしまいやすいという人は、話をする前に深呼吸をし、気持ちを落ち着けるようにしましょう。

自分ばかりが話している場合

録音を聞いてみて、「自分ばかり話していて、相手に話す隙を与えていない」と思ったときは、以後、できるだけ聞き役にまわることを心がけましょう。

もちろん、あなたに巧みな話術があったり、相手が極端に無口だったりして、たとえ会話があなたの独壇場状態だったとしても、お互いに満足している可能性も十分にあります。

ただ、自分で録音を聞いてみて「しゃべりすぎだな」と感じるということは、かなりの確率で相手に「この人、話しすぎ」と思われていると考えていいでしょう。

もし「自分が話さないと、会話が続かない」という場合は、ただ自分が話すだけでなく、相手に質問を投げかけ、相手の話を引き出してみてください。

何度も相手の話を遮ったり、先回りをしたり、ネガティブなことを言ったりしている場合

録音を聞いたとき、もしかしたら、「自分が、相手が話している最中に何度も口を挟んでいる」「相手が結論を口にする前に、相手が言おうとしていることを先回りして言っている」「相手が何かを発言したとき、すぐに『でも』と否定するようなことを言っている」「相手が楽しい話、嬉しかった話などをしているのに、それに水を差すようなことばかり言っている」といったことに気づくことがあるかもしれません。

口を挟みたい衝動に駆られたら

もし会話中に口を挟みたい衝動に駆られたら、深呼吸する、頭の中でゆっくり数を数えるなどして、「いったん我慢する」ように心がけてみてください。

まずは一日一時間だけでもかまいませんから、「言いたいことを我慢してみる」チャレンジをしてみましょう。

そして、もし余裕があれば、録音を聞きながら、「もしあのとき、自分が我慢をせず、言いたいことを言っていたらどんな展開になっていたか」を頭の中でシミュレーションしてみてください。

果たして会話は盛り上がったのか。相手はどう思ったか。

それを何度か繰り返すうちに、徐々に「言ってもいいこと」と「言わないほうがいいこと」が、感覚的にわかってくるかもしれません。

次ページ「言わない勇気」
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事