話し方が劇的改善!超効果的なトレーニング方法 自分の現状を把握することが第一歩に繋がる

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私自身、これまで、取材時の音声データや、ステージ上でMCをしているときの録画などを観たり聞いたりして、「ああ、こういう話し方をすると相手に伝わりづらいな」「この相槌の打ち方は良くないな」「自分のこの発言は、会話の流れを妨げているな」など気づいたことがたくさんありましたし、それらは自分の話し方、会話の仕方を改善するうえで、とても役に立ちました。

録音内容を聞き直す際に、気をつけていただきたいのが「心を強く持つ」ことです。

自分の声を聞き慣れていないと、最初は「自分はこんな変な声をしているのか」「自分はこんな変な話し方をしているのか」と、恥ずかしくなったりショックを受けたりするかもしれません。

でも、何度も聞いているうちに慣れてきて、当たり前のように聞くことができるようになるはずですし、もしかしたら「最初のうちは変だと思っていたけど、聞き慣れてくると、自分の声も悪くないじゃん」と思えるかもしれません。

ですから、たとえ最初はショックを受けても、どうかメゲずに、ご自身の声、ご自身の話し方と向き合ってみてください。

録音をセルフチェックする際に気をつけたいポイント

さて、録音した会話を聞く際に、特に気をつけていただきたいポイントは、以下の通りです。

・ゆっくりはっきり、相手に伝えるべき内容を伝えられているか
・自分ばかりが話していないか
・何度も相手の話を遮ったり、先回りをしたり、ネガティブなことばかり言ったりしていないか
・相手の話している内容をきちんと聞き、理解したうえで話をしているか

これらのポイントをチェックし、自分の話し方に改善するべき点があると気づいた場合は、それを克服するためのトレーニングを開始しましょう。
具体的な方法については、過去にも触れているので、ここでは簡単に記すにとどめておきます。

ゆっくりはっきり、相手に伝えるべき内容を伝えられていない場合

録音を聞いてみて、「自分は早口だな」「何が言いたいのか、自分で聞いてもよくわからないな」と思ったときは、以後、自分が思っている以上にゆっくり話すよう心がけましょう。

意識的に話すスピードを変えて会話を何度か録音し、「このくらいのスピードで話すと、このくらいの早さに聞こえるのか」と確認するのもいいかもしれません。

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