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アパルトヘイト撤廃20年、激変の南アフリカ 南アフリカ全権大使に聞く

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――どのように関係を作っていけばいいですか?

ペコ大使:人間関係は日本と似ているところがあります。年長者を敬います。
そしてビジネスをスタートする時には人を知るところから始まります。ビジネス上だけではなく、その人の家族、趣味などその人自身を知らなければビジネスには入れません。イノベーションが好きな一方、慎重なところもあるのです。

家に招かれたら、最初はテストされていると思え?

南アフリカでは人を家に招くことが好きで、ビジネスをすると、招かれることも多いでしょう。リラックスしたムードで楽しいのですが、実はこの時にはあなたはテストされていると思ってください。

ホスト側の用意した環境の中でどのように食事を楽しむか、どう振る舞うか、世界の出来事に対してどのような意見を持っているか、何に関心があるか。仕事から離れてリラックスしたムードな中で本来のその人が見えてきます。それを見られているのです。

――それはプレッシャーですね。

ペコ大使:もちろん、あからさまにテストしているという雰囲気はありません。あまり緊張しすぎることはありませんが、評価されているということは知っておいたほうが良いと思います。さらに言えば、招かれてそれを断るというのは失礼にあたりますので、できる限り受けるようにしてください。

招く家も広い家もあれば、質素な家もありますが、狭くても南アフリカの人は恥ずかしいなどとは気にしません。お客様専用の食器を用意しておいて、出来る限りのおもてなしをするのです。質素であろうがなんだろうか「とにかく私が出した料理を食べて!」という気持ちです。

――ブラーイというバーベキューも有名ですね。

ペコ大使:そうです。ブラーイは南アフリカのバーベキューで、人が集まって食べ物を囲み沢山話し、食べます。そこでの会話はとてもインフォーマルで楽しいのですが、そのインフォーマルな中から「人」を見るのです。

――スポーツも好きで話題にすると喜ばれるそうですね。

ペコ大使:ラグビーやクリケットなどスポーツは大好きです。ぜひスポーツを知っておいてください、話題にすると喜ばれますよ。

日本人は最初のミーティングなどですでに契約書案を準備していて、すぐに本題に入る事がありますが、ビジネスをうまく進めたければ急ぐと失敗します。そういった面ではとても懐疑的なのです。初めて会って、いきなりビジネスの話をすると「ちょっと待って。何が好き?何人子どもがいるの?」と話したりします。個人的な話をしてゆっくり関係を築いていくのです。家族同士で集まることもあり、そのような関係が築ければ長く付き合う事ができます。

――そうなると時間の使い方はゆっくりですか?

ペコ大使:そうですね。もちろん時間は貴重です。ですが、あまりきっちりはしていません。”I’m coming now now”と言われることがあります。Nowと言われると日本人には本当にすぐをイメージしますよね。ですがこの”Now Now”は「そのうちいつか行くから待っててね」ということです。そこは遅れても怒らず、我慢強く待って下さい。30~90分、もっと長いこともあります。

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【黒人に技術を持たせるBEE政策】

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