ヨーロッパにも「そば」を好む国があった!

日本と人口200万の国の意外な共通点

 スロベニア共和国大使館のオト・プンガルトニック全権公使
イタリアやオーストリアに国境を接するスロベニア共和国。直接的にはかかわりのない日本人も多いかもしれないが、実は意外な面で共通点がある。自然豊かな小国の生き方という点でも参考になりそうだ。スロベニア共和国大使館のオト・プンガルトニック全権公使に聞いた。

食に共通点が!

――スロベニアはとても日本と近いものがあると聞きました。それは何ですか?

みなさんびっくりされるのですが、「そば」なのです。スロベニアでは年間のそば消費量が日本より多く、毎日のように食べます。

粉にしてミルクと一緒に飲んだり、パンにしたり、ケーキやお菓子に使ったり、そばを使ったレシピがとてもたくさんあります。

そばの話をすると小さい頃を思い出します。近くに山があり、ときどき父と一緒に登ったのですが、そのとき、保存食に持って行ったのがそば団子です。

とてもシンプルな料理で、まずはそばの実などを丸めて揚げます。いい色に揚がったところでミルクやクリームに入れ、そしてそのボールを葉野菜に包んで持って行くのです(※作り方はいろいろあります)。

スロベニア版おにぎりとでも言いましょうか。野菜も取ることができて栄養満点なうえ、おなかでそば団子が膨らむので腹もちがよいのです。山に行くときには大抵このそば団子を持って行きました。

日本でもそばは伝統的な食べ物ですよね。そばの食べ方はスロベニアと日本、それぞれにおいしいレシピがありますので、情報を交換してよりよいものを一緒に作って行ければいいですね。お互いから学ぶことがあり、新しいものを創り出すことで、利益を得られますよね。

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