エノモトの岩手・大槌町の工場は高台立地で津波被害逃れるも電力復旧の見通し立たず、津軽拠点は設備点検でいったん操業停止【震災関連速報】

エノモトの岩手・大槌町の工場は高台立地で津波被害逃れるも電力復旧の見通し立たず、津軽拠点は設備点検でいったん操業停止【震災関連速報】

半導体のリードフレームなどのメーカーであるエノモトは11日に発生した東日本巨大地震の影響を受けて、東北にある生産拠点の操業停止が続いている。

岩手工場(岩手県上閉伊郡大槌町)は地震直後にラインを停止。保安上の問題もなく、火災の発生もなかった。高台に工場があったことから津波による被害は皆無。浸水なども一切無かった。工場設備の損傷や建物の倒壊などもなく、現在、設備や建物の安全性を確認中だ。

津軽工場(青森県五所川原市)も現在操業を停止している。設備や工場の安全性の点検を行っている。人的被害はない。

会社側は被害の把握に全力を挙げている。工場の安否確認については約7割の安全を確認。危機管理マニュアルに基づき、本社に安全確認対策本部を設置、10名程度の社員を現地に派遣。残りの安否確認を急いでいる状況だ。岩手工場は設備の損傷は軽微だが電力などのインフラのダメージが深刻。岩手工場のある大槌町は、津波で町役場が流されるなど被害は甚大なことから電力復旧による工場稼働の大幅な遅れは不可避とみられる。

(伊藤 崇浩 =東洋経済オンライン)

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