「ピケティ」は人口減少の日本で成り立つのか 年5%の「不労所得」はそう簡単じゃない

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さて、ようやく今年初めてのG1レースが到来である。春のダート王を争うフェブラリーステークスだ。

昨年の覇者であるコパノリッキーが一番人気。好敵手、ホッコータルマエが早々とドバイ遠征を決め、人気になりそうだったエアハリファも出走回避となれば無理もないところ。

だが、筆者の本能は「コパは信じちゃダメ」と叫んでいる。去年は16番人気でこのレースを制し、その後も好調さを持続しているが、あのヴァーミリアンやカネヒキリさえ連覇はしていない。風水の力で勝てるほど、このレースは甘くはないのである。

狙いはカゼノコ、ギャンブラーとして「rの極大化」目指す

先週の京都記念も、ハープスターとキズナの二強がコケたばかり。昨年秋、重賞未勝利馬がG1を連勝した流れはまだ続いていて、今週末もまた荒れるんじゃないだろうか。

そうだとすると、狙いは上がり目の4~5歳馬。まずはカゼノコ。アグネスデジタルとの親子制覇、という夢がそそられる。次にベストウォーリア。ダートG1の当レースは地方競馬出身騎手が得意とするところで、そろそろ戸崎騎手が来ても不思議はない。さらに牝馬では、C・デムーロ騎乗のサンビスタが気になる存在だ。

当日は、これらの中からパドックの雰囲気などを見て1頭に絞り込み、後は馬連で総流しとしよう。われながら何とヤクザな買い方。でも、なんだか万馬券が取れてしまうような予感がするぞ。

日々の仕事ではgを追うサラリーマンも、週末にはギャンブラーとしてrの極大化を目指すことができる。ああ、世の中に競馬があってよかったなあ。

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