元ユニクロ役員が30代の悩みに本気で答えてみた 育休明けで仕事に行き詰まる女性への助言

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悩み多き30代に、元ファーストリテイリングの最年少執行役員で、現在はトーチリレー代表取締役の神保拓也氏がアドバイスすることとは?
古い体質の組織が嫌になったとき、がむしゃらに働き続けて心が折れてしまったとき、育児に時間がとられ仕事に全力投球できなくなったとき――。
仕事の悩みのない人などいないだろう。でも、自分の悩みを誰かに相談できているだろうか。
ユニクロを運営するファーストリテイリングの最年少執行役員から脱サラし、あらゆる悩み相談に乗ることを事業にする会社を立ち上げた神保拓也氏は「悩みは自分で解決するものと考える人は非常に多い。でも一緒に悩みに向き合うことで、その人の『登る山』を見つけることができる」と話す。神保氏が仕事に悩むビジネスパーソンと向き合うシリーズの後編。

「お先に失礼します」がつらい…

<飲食業界で働くBさんの悩み>
私は飲食業界で働く30代で、4月に育児休業から復帰したばかりです。仕事が好きで育休中も早く復帰したいと思っていました。でも今、壁に突き当たっています。
保育園のお迎えのために17時には会社を出なければなりません。夕方に大事な会議が入ることも多く、同僚に仕事を引き継ぎ「お先に失礼します」と、こそこそと帰ることが心苦しい。
子どもはまだ1歳で、風邪をひきやすく保育園からのお迎え要請も多いです。周囲からは「結局、子育て中の人のしわ寄せが自分たちにくるんだよね」「あの人はいつも早く帰るから大事な仕事は頼まないでおこう」などと思われていないか不安で心が折れそうです。
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