夏休みに実践!「自信ない子」が変わる凄い声かけ 親の意識と普段の行動で子どもの表情に変化

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実は、欠点や足りない部分にまず目が行くのは、人の心理として自然なことなんだとか。だから、本能に逆らってでも(笑)、できてるほうを見るクセを意識してつけないと、親のダメ出しは増えがちに……。

一方で子どもは、なかなかダメ出しを素直に受け取れないこともあり、特に自信や意欲をなくしている時やもともと完璧主義の傾向がある子は、否定されることに過敏にもなるでしょう。

だから、テストや宿題では、×よりも〇のほう、間違っている部分よりも、少しでもできたところを見て、まずは「ここまで、できてるね」「ここがキレイ!」と気づいて、伝えてあげるのがいいでしょう。

ダメ出しに慣れていく強さも必要ですが、そういったことは充分に自信がついてからでもOKです!

「できてるところリスト」を作ってみる

どうしても「難しいな」と感じる人は「お子さんのできてるところ」を書き出してみましょう。長所や得意なこと、特に優れた部分などはもちろん、一見「できて当たり前」と思える毎日のことや不得意なことの中にも、その子なりの努力やがんばりが隠れています。

お子さんの「できてるところ」「いいところ」「素敵なところ」を書き出す(できれば全部で100コくらい!)。かなり苦しい方は、例えばこんな「自分の中の常識」に問い直しつつ、日々のお子さんの様子を思い出しながら、再考してみるのはいかがでしょう。

Q.「これって本当に、やって当然? できて当たり前?」
例:時々休みはするが………、宿題をなんとかこなしている。

Q.「これって本当に、子どもの短所・欠点?」
例:落ち着きがないが、「好奇心旺盛」とも言える。ワガママだけど、「意思が強い」という長所でもある。

Q.「これって本当は、すごく素敵なことと違う?」
例:好きなことには何時間でも集中できる。ほんの少しの味の違いを、敏感に感じ取ることができる

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