夏休みに実践!「自信ない子」が変わる凄い声かけ 親の意識と普段の行動で子どもの表情に変化

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どんな子にも、得意なことと苦手なことがあります。「スポーツ万能だけど、勉強は苦手」「算数は得意でも、国語は苦手」とか……。そして、得意と苦手の差が開けば開くほど、子どものストライクゾーンは狭くなるもの。「みんなと同じように」や「まんべんなくできること」が求められがちな環境では特に、クリーンヒットが少なく、なかなか結果が出にくいようです。

なかには、苦手な部分でも、ものすごくがんばっているのに周りに気づかれずに、自信をなくしている子もいるでしょう。

ただ、親からすると「みんな」や「平均的」を基準に「〇年生なら、これくらいできるよね」と見ると、どうしてもできない部分のほうが気になってしまうものです。

そこで、得意なことを基準に、さらに高い理想を望みがちな親の「ほめライン」を、断腸の思いでグーッと下げ、子どもの「できないところ」「苦手なところ」に合わせて、そこを基準に見てあげると、いい情報にたくさん気づくことができます。

お子さんの「できてるところを見る」

目線を下げたらお子さんの「できてるところ」を探し、声かけを変換してみましょう。子どものテストや宿題を見れば、ついつい×のところに目が行くし、友だち関係や学校や公共の場などで「ちゃんとさせなくては」と思うほど、気になることも増えますよね。

次ページできてるほうを見るクセを意識してつけないと…
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