「設計図」が完成したら、それをもとに形を整えていきます。この2つめのステップで、「紙袋の形」が劇的に変化するのです!
「片耳のロボット」のような「設計図」をもとに、線をつなげたり、「余分な線」を消したりして、「一体感のある形」に整えていきます。
まずは「小さな逆三角形」の上下をそれぞれ線でつなぎます。次に、「設計図」で描いた直方体の余分な線を消していきます。さらに、紙袋の形が奥(左側)へ向かって「先細り」になるように形を整えると、遠近感を出し、実物と形を合わせることができました。
「描いては消す」のが基本テクニック
いかがですか? 単純な図形で表現した「設計図」が、紙袋らしい形へ、劇的に形が変化するのは、本当にワクワクする瞬間だと私は思います。
私の「30分方式」では、「消す」ことが基本のテクニックです。図形をすばやく描くだけでなく、すばやく消して、すばやく描き直すことが求められます。力みすぎず、軽いタッチで描くことを意識しましょう。
線を消したり整えたりすることで、絵はイキイキとしてきます。最初の一筆から、描きたい場所に線が引ける人はいません。なので、描いては消すことを大いに楽しんで、コツをつかんでいってください。
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