数学の「確率」がギャンブルから生まれた理由 「だまされない」スムーズな意思決定で差がつく

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確率を知らなければ、相手にとって有利で自分にとって不利な条件をのまされることも(写真:EKAKI/PIXTA)
ビジネスパーソンが効率的に仕事を進めるうえで、数学の知識が必要になる場面は私たちが想像する以上に多くあります。
その一方で、「数学的な思考ができずに損をしているビジネスパーソンがあまりにも多い」と語るのが、日本最大のビジネススクール、グロービスで前身も含めて25年以上教鞭を執ってきた嶋田毅氏です。
新著『ビジネスで使える数学の基本が1冊でざっくりわかる本』を上梓した嶋田氏が、一般のビジネスパーソンが知っておくと得をする「確率」について解き明かします。

身近な確率にも大きな落とし穴がある

もともと確率の研究の発端はギャンブルだったとされています。カードやサイコロを使ったゲームで勝ちたいという動機から生まれたわけです。

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確率はプライベートでもビジネスでも身近な数字ですし、概念も一見簡単です。朝、天気予報を見て「今日は雨の確率40%か、だったら傘を持っていこうかな」と考える人は多いでしょう。

この例はましなほうなのですが、実は確率を適切に使いこなせている人は決して多くありません。確率も前回ご紹介した「統計」の一部ともいえ、確率で嘘をついたり、ミスリードすることも可能です。そうなると、当然それに騙されたり、間違った意思決定をしたりすることも多くなり、ビジネスパーソンとしてバリューを出しづらくなります。

今回はそうした確率の落とし穴や注意点を3つご紹介しましょう。

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