「正直不動産」原案者がぶっちゃける業者の選び方 長嶋修×夏原武が語る「日本の不動産市場」

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不動産コンサルタントの長嶋修さん(左)と『正直不動産』の原案を担当した夏原武さん(右)がマンガの裏話から日本の不動産市場までさまざまなことについて語りました(写真:さくら事務所)
2022年の春ドラマで大変反響の大きかったNHKドラマ『正直不動産』。口八丁手八丁で成績を上げてきた不動産営業マン・永瀬財地(山下智久さん)が祟りに遭って嘘がつけなくなり、それまでとは逆の「正直営業」を武器に不動産業界で働く姿を描いた、同名漫画をドラマ化した作品です。
今回は、その漫画『正直不動産』の原案を担当した夏原武氏をお迎えし、一部監修を行ったさくら事務所創業者であり不動産コンサルタントの長嶋修と『正直不動産』の裏話から日本の不動産市場の話までさまざまなことを語り合っていただきました。
『正直不動産』のマンガはこちらからお読みいただけます。

『正直不動産』ヒットの理由

長嶋:ドラマ、楽しく拝見しました。不動産を扱う漫画はこれまでもいくつかありましたが、『正直不動産』が初めてのヒットなのではないでしょうか。

夏原:人間、誰しもが不動産と関わりがあるんですよね。持ち家であれ、賃貸であれ、不動産との関係がゼロですという人はいません。であれば、みんな興味があるんじゃないかなとは思っていました。

別に、不動産業界の闇を告発するとか、そういうつもりはないんです。私自身も含め、一般消費者からすると「なんでそうなってるの?」と思う部分が不動産業界には多いと思っていて、そのあたりに踏み込めばおもしろい作品になるんじゃないかなと思いました。

長嶋:多くの不動産業者がこの作品の大ヒットを喜んでいると思います。一部の、正直じゃない業者からは恨まれているかもしれませんが(笑)

夏原:ちゃんとしていない業者から、「ウチの子どもがいじめられているのは『正直不動産』のせいだ」って言われることもありました。そんなの知らんがな、ですよね(笑)

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