東大生実践「学習効率を爆上げ」するたった1つの技 塾へ行かず、半年の猛勉強で現役合格した学習法
多くの人が勘違いしがちなことですが、スポーツの一流選手と初心者の練習内容はそれほど変わらないことが多いです。例えば、サッカーでは一流の選手も初心者も等しく、対面のパスの練習やシュートの練習をし、野球でもプロ野球選手も初心者も同じように、バットを振ったりノックを受けて練習したりするのです。
すごい人はすごい練習をしているわけではなく、むしろ普通の人と同じ練習をしていて、それなのにすごい結果を得ることができるのです。なぜそんなことが起こるのかというと、同じ練習でも、練習の質が普通の人とは全然違っているからです。
サッカーでパス練習と言えば、ボールを蹴って相手に渡すだけですが、一流の選手は「どの部分でどれくらいの力で蹴るといいのか」「角度はどうか」「力はどうか」「タイミングはどうか」など、いろんなことを考えながら練習しています。たとえ同じことをしていたとしても、いろんな仮説を持って、いろんな目的を持って努力しているわけです。
東大生は教科書を読む目的が違う
勉強でも同じです。東大生もそうでない人も、みんな同じく教科書を使って勉強しています。でも、その教科書を読む目的が違うのです。
「ざっと知識を入れよう」と思って読む場合と、「しっかりと次のテストで点を取れるように用語を覚えながら勉強しよう」と思って読む場合と、目的は全然違います。そして質のいい読書をする人は、どんな目的であれ、ちゃんと目的を持って読書します。目的があるかないかが、効率を大きく左右するのです。
そして、この目的を「クリアできたときのことをイメージして」作ることが大事です。「しっかり本を読む」とか「ざっくりと問題を解く」とかだと、全然効率は上がりません。目的がフワッとしていて、「クリアの基準」が明確ではないからです。
「その後のテストで8割取れるように読む」とか「30分で解き終わる」とか「類似問題が解ける状態にする」とか、数字などを絡めた「クリア基準」を持って努力することで、目的がより明確化されてそのための努力がやりやすくなると思います。
いかがでしょうか。これを積み重ねていけば、かけた時間よりも多くの結果が得られると思います。1時間が2時間分にも3時間分にもなっていくのです。みなさんも、効率のいい努力を目指して、頑張ってみてください!
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