ICBM格納庫の建設は、「核の先制不使用」の放棄を意味するかもしれない。
ミサイルと核兵器(核弾頭)の開発に熱心な中国。建国以来、米国を抑止するため、ミサイルの長射程化や精度の向上、核弾頭の能力向上を急いできた。
中国の最新ミサイルが大陸間弾道ミサイル(ICBM)のDF-41(東風41号)である。2012年に初の発射試験が行われ、19年の建国70周年記念軍事パレードにおいて公開された。同パレードを報じた中央電視台は最後に登場したDF-41を紹介する際、ほかの兵器より多くの言葉を用いて紹介し、対米抑止の最重要兵器であることをうかがわせた。射程は1万5000キロメートルとされる。
中国のICBMには、これ以外にもDF-31、DF-5がある。
米国本土を射程に
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら