自走砲やミサイルなど韓国製の武器を購入する国が増えている。

豪州への輸出が行われた韓国のK9自走砲。すでに800台以上を輸出している(写真:AP/アフロ)
2021年の輸出額70億ドル(約9500億円)。韓国の防衛装備品の輸出額がそれまで最高だった14年の36億ドルから倍増したことが、韓国内で驚きを持って受け止められた。
韓国の防衛産業が生み出した装備品は、世界へ広がっている。昨年は、ハンファディフェンス社製造のK9自走砲が豪州に30台、約10億ドルで売れた。K9自走砲は1999年に韓国内で量産が開始されたもの。22年2月にはエジプトにも約200台が、約17億ドルで輸出された。すでにトルコ(01年)やポーランド(14年)、インド(17年)などへ800台超が輸出され、英国やルーマニアも関心を示しているという。
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