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北朝鮮が予定している「7回目の核実験」の目的 核開発を急ぐ金正恩総書記の真の狙いとは

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「主敵は米国」と、核・ミサイル開発を進める北朝鮮の実力は。

2022年3月、新型ICBM「火星17号」試射を視察する金正恩総書記(写真:KNS/KCNA/AFP/アフロ)

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日本にとって目前の脅威は、何といっても北朝鮮の核・ミサイルだろう。「米帝国主義者の核による脅迫政策に対抗する道」として、核・ミサイルの開発を進める北朝鮮は、すでに核爆弾も保有し、ICBM(大陸間弾道ミサイル)やSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)などの各種ミサイルの開発を急いでいる。

とくに2022年に入り、開発ペースが上がっているようだ。ICBMや巡航ミサイル、多連装ロケット砲など、すでに試験発射は19回に及ぶ。22年3月24日には「火星17号」発射実験に成功した、と官製メディアが報道。「火星15号」に続くICBMの発射となった。ただ、実際に火星17号という新型のものなのか、火星15号の改良型、あるいは15号発射時の写真を17号と言っているのではないかと、その真偽に疑問符を付ける向きもある。

極超音速滑空体の開発も

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