10年で「女性管理職比率」が増加した会社TOP100 最新版「女性管理職比率」ランキングも掲載

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51.5%(974人)で13位となった人材派遣業大手のパソナグループは女性比率の49.0%を上回っている。同社は、「年齢、性別、国籍、障害の有無、雇用形態の違いにかかわらず、社員が活躍できるステージを用意しており、すでに十分な女性管理職比率等を達成しているため、目標数値はとくに設定していない」としている。

仕事と家庭の両立支援で特筆すべきは、時短勤務や、所定外労働を行わないことを選択できるライフサポート制度、福利厚生として利用できる「カフェテリアポイント」の中に育児・介護にかかる費用の補助サービスがある、オフィス内に無償の企業内保育園を設立し、育児と仕事の両立を支援、語学・文化等のアフタースクールも提供するなどの制度を導入していることだ。

女性管理職比率30%以上は上位54社

対象1422社のうち女性管理職比率30%以上は53位のみずほフィナンシャルグループと朝日生命保険まで(前年は44位まで)。99位のインテージホールディングスとエルテスが同23.3%(前年は100位で同21.3%)と、前年に比べて底上げは進んでいるようだ。

女性管理職数(カッコ内は女性管理職比率)で見てみると、前年同様に53位みずほフィナンシャルグループが5531人(30.1%)でトップだが前年に比べて1547人増。詳細はわからないが前年が939人減だったのでその反動増が起きたように見える。人数で次点の、33位イオンは2069人増の5506人(37.1%)と人数の増加ではみずほを上回っている。ほかに、4位ニチイ学館2877人(79.1%)の女性管理職数が2000人を超えていた。

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