東京マラソン、1人当たりコストはいくら?

花火大会に比べると経済効果は大きい

2014年の東京マラソンでは有力選手が出場。観客も160万人集まった(写真:pretty world/Imasia)

冬の風物詩となった東京マラソンの開催(2月22日)が近づいている。フルマラソンは定員が2万8400人のところ申し込み多数で、10.7倍の抽選倍率となった。10倍超えは、2013年から3大会連続だ。

この東京マラソンの参加費は1万円(税・手数料など含まず)。2007年の初開催時には、国内のマラソン大会では珍しい1万円という参加費が話題になったが、その後、参加費が1万円を超える都市型のマラソン大会が増加している。ただ、地方のマラソン大会の参加費は4000~6000円だ。

警備費、広報費の支出が大きい

マラソン大会の支出で大きいのは、会場設営や人件費などの運営費、警備や交通規制などの安全対策費、そして広報費となる。これら運営にかかわる支出は、主に企業などからの協賛費、自治体からの負担金、参加費によって賄われる。

都市型のマラソン大会で支出が比較的高額になってしまうのは、「手厚い警備の費用に加え、交通規制を告知する広報費なども必要となる」(横浜マラソン組織委員会の渡辺充事務局次長)ことが大きい。

前回の東京マラソンの場合、参加者1人当たりにかかる費用は5万円強だったのに対し、協賛金17億円、東京都の負担金1.4億円の収入もあり、参加費は1万円に抑えられた。

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