子どもに「一緒にやろう!」と言うのがダメな理由 モンテッソーリ教育の「声かけ」についてご紹介

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©藤崎達宏・チッチママ/主婦の友社

子どもに敬意を持って接することが大切

モンテッソーリ教育では、子どもに敬意をもって接することが大切。これがしっかりと念頭にあれば、言葉の選び方や声のかけ方がおのずと変わってくるでしょう。

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子どもとお仕事を結びつける声がけは、“環境を整えること”のひとつでもあります。「○○のお仕事をやりませんか?」もそうですが、たとえば「おりがみの角をぴったり合わせると三角になるね!」と楽しそうにやってみせ、お仕事の選択肢を広げる声がけも必要です。子どもが作業をしているときは、基本的に話しかけません。

集中を途切れさせてしまうのはタブーです。子どもから話しかけてきたら、聞いてあげましょう。何か作ったときに「上手だね」では、作品しか見ていないことになります。

また、ほめることは大人から見て望ましい行動をしたときの言葉になってしまい、おだてることに。「一生懸命に最後までがんばったね」と子どもの行動を認める言葉をかけましょう。笑顔で「よかったね」と声をかけるだけでもいいでしょう。笑顔が返ってくるはずです。

藤崎 達宏 一般社団法人ホームメイドモンテッソーリ協会理事長

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ふじさき たつひろ / Tatsuhiro Fujisaki

明治大学商学部卒業後、外資系金融機関に20年勤務。その後、独立。4人の子育て経験とモンテッソーリ教育を融合した子育てセミナー開催や、キャンセル待ちが続いている人気の個別相談会、企業・行政・教育機関での講演会など、精力的に活動している。著書に『モンテッソーリおりがみ』(小社刊)『0〜3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす! 』(三笠書房)などがある。サロン・ド・バンビーノ代表。NPO法人 横浜子育て勉強会理事長。日本モンテッソーリ教育綜合研究所認定教師(0〜3歳)、国際モンテッソーリ協会認定教師(3〜6歳)。

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チッチママ イラストレーター、漫画家

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ちっちまま / Chicchimama

前職は救急救命士で新潟県在住。2016年より長女出産を機にSNSへ絵日記を投稿し始め、次女出産後を経てInstagramフォロワー数14万人を超える。塩対応な夫との子育て生活の日々を描いて人気。『うちの夫の不器用な娘愛』(イースト・プレス)、『ゆっくりと家族になろうよ』(メディアファクトリー)の著書のほか、「たのしい幼稚園」「ゼクシィBabyみんなの体験記」「ウーマンエキサイト」「すくパラ倶楽部」などの育児サイトでも子育てマンガを連載中。

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